【10/30】日本人選手 出場レポート|長谷川唯がPSG戦フル出場で採点7.4、リトルなでしこは逆転で8強

日本人選手 出場レポート 女子CL マンチェスター・シティ×PSG、U-17女子W杯 日本×ケニア(2026年10月29〜30日)

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29日(木)の朝から、30日(金)の朝にかけて、日本人選手がいちばん目立ったのは、女子の試合でした。女子チャンピオンズリーグでは、マンチェスター・シティの長谷川唯選手、藤野あおば選手、山下杏也加選手の3人が、そろってPSG戦にフル出場。U-17女子ワールドカップでは、リトルなでしこが、先制されながらもケニアに逆転勝ちしています。一方で、DAZNの有料プランで見られる試合に出た日本人選手は、この間、いませんでした。時刻はすべて日本時間で、採点は、FotMobの数字です。

29日〜30日朝、日本人選手の出場一覧

選手所属試合(日本時間)結果出場状況出場時間採点(FotMob)
長谷川唯マンチェスター・シティマンC vs PSG(女子CL、30日5:00)1-1 引き分け先発フル出場90分7.4
藤野あおばマンチェスター・シティ同上1-1 引き分け先発フル出場90分7.3
山下杏也加マンチェスター・シティ同上1-1 引き分け先発フル出場(GK)90分6.1
林愛花ユヴェントスアウストリア・ウィーン vs ユヴェントス(女子CL、30日2:45)1-4 勝ち先発フル出場90分7.4
鈴木淳之介コペンハーゲンオーフス・フレマド vs コペンハーゲン(デンマーク杯、29日21:30)0-3 勝ち先発フル出場90分7.0
U-17日本女子代表―日本 vs ケニア(U-17女子W杯 ラウンド16、30日3:00)3-1 勝ち―――

先に、配信のことを、はっきりさせておきます。女子チャンピオンズリーグは、日本ではWOWOWが放送・配信している大会で、DAZNでは見られません。デンマーク杯も、DAZNでは見られません。U-17女子ワールドカップは、DAZNが、日本戦を含む全試合を無料で配信しています。

長谷川唯・藤野あおば・山下杏也加(マンチェスター・シティ):85分の先制点を守りきれず、PSGと1-1

※DAZNでの配信はない試合です(日本ではWOWOWが配信)。

リーグフェーズ第3節、ホームのシティは、試合の大半でボールを握っていました。FotMobの集計では、支配率が66%対34%、シュートも、15本対9本。それでも、点が入らないまま時間が進み、ようやく85分に、カディジャ・ショー選手が先制します。ところが、その3分後の88分、79分から入ったばかりのエリンビ選手に決められて、結局、1-1で終わりました。

長谷川選手は、中盤で、90分間プレーしました。パスは46本中42本を通し、タックル5回、ボール回収8回、地上戦のデュエルも、8回中6回勝っています。攻撃でも、守備でも、チームの真ん中でずっとボールに関わっていた、という数字なんですよね。FotMobの採点は7.4です。

藤野選手は、前線で4回のチャンスをつくり、そのうち1回は、FotMobが「ビッグチャンス」と数えた決定的なパスです。自分のシュートは、2本で、枠には飛ばず、ボールを失った回数も4回。仕掛ける回数が多いぶん、ロストも増えるタイプなので、ここは、役割の裏返しとみてよさそうです。採点は7.3。GKの山下選手は、セーブ1回で1失点、採点は6.1でした。ピンチは少なく、失点は終了間際の一度だけ。パスも、38本中36本を味方に届けています。

押し込みながら、勝ちきれない。米CBS Sportsの女子サッカー番組も、「また引き分け」と取り上げていて、内容のわりに勝点が伸びていない、というのが、いまのシティの悩みかもしれません。それでも、日本人3人が、そろって先発に定着しているのは、明るい材料です。

林愛花(ユヴェントス):移籍後のCLで、敵地4-1の勝利にフル出場

※DAZNでの配信はない試合です(日本ではWOWOWが配信)。

ユヴェントスは、敵地ウィーンで、アウストリア・ウィーンに4-1と快勝しました。林選手は、先発して、最後までプレーし、タックル3回、インターセプト3回と、守備の数字が目立ちます。パスの成功は34本中25本、相手陣の奥へ通すパスも6本ありました。FotMobの採点は7.4。シカゴ・スターズから加わった22歳が、ヨーロッパの大舞台で、90分を任されたこと自体、大きな一歩でしょう。同じユヴェントスの千葉玲海菜選手は、ベンチに入ったものの、出番はありませんでした。

リトルなでしこ(U-17日本女子代表):今大会初失点から、3ゴールでひっくり返す

※DAZNが無料で配信している大会です。この試合のためだけに、有料プランに申し込む必要はありません。

グループステージを、9得点無失点で勝ち上がった日本が、ラウンド16で、初めて追いかける展開になりました。29分、ロングボールに抜け出されて、ケニアに先制されます。それでも36分、松下遥蘭選手のミドルシュートのこぼれ球を、花城恵唯選手が押し込んで、すぐに同点。花城選手は、これで、3試合続けてのゴールです。後半は59分、左からのコーナーキックの混戦から、栗田七海選手が勝ち越し、75分には、田中愛純香選手が右から切れ込み、右足で決めて、3-1で逃げきりました。

先に失点しても慌てず、前半のうちに追いついたところに、このチームの落ち着きが出ていたように見えます。準々決勝の相手は、PK戦でアルゼンチンを破ったガーナで、試合は、現地11月1日の予定。日本はこの大会で、4大会続けて準々決勝で敗れていて、FIFAの公式サイトも、その壁を越えられるかどうかに注目しています。

鈴木淳之介(コペンハーゲン):デンマーク杯で無失点、3-0の勝利

※DAZNでの配信はない試合です。

コペンハーゲンは、敵地で、オーフス・フレマドに3-0と勝ちました。鈴木選手は、守備ラインで先発して90分間プレーし、クリア4回、パスは37本中30本成功。チームも、無失点で終え、FotMobの採点は7.0でした。

ピッチに立たなかった選手

レアル・バリャドリードの伊藤涼太郎選手は、30日4:00からの国王杯1回戦、コバドンガ戦(1-0で勝利)のメンバーに、入っていませんでした。理由は、確認できていません。ユヴェントスの千葉選手は、前述のとおり、ベンチで出番なしです。

今夜から、DAZNで日本人選手を追うなら

今回紹介した試合は、残念ながら、DAZNの有料プランで見られるものがありませんでした。そのかわり、今夜からの週末は、DAZNで配信されるリーグ・アンやブンデスリーガで、日本人選手の試合が続きます。いちばん早いのは、31日(土)深夜3:00のル・アーヴル×PSG。最下位で、まだ勝ちのないル・アーヴルには、瀬古歩夢選手、中村草太選手、水多海斗選手の3人がいて、首位のPSGをホームに迎えます。前節のマルセイユ戦では、0-4から3-4まで追い上げていて、その勢いが続くかどうかが見ものです。

▶ 0-4から3点返した粘りは、首位相手にも通じるか。瀬古・中村・水多のル・アーヴル×PSGを、31日深夜3:00からDAZNで見届ける
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続く31日朝4:30には、佐野海舟選手と川崎颯太選手のマインツが、勝点10で並ぶエルフェアスベルクと、敵地で対戦します。どちらも、火曜のドイツ杯で敗れたばかりで、先に立ち直るのはどちらか、という一戦です。リールのダービーも含めた3試合の見どころは、今朝の注目試合の記事にまとめました。

▶ カップ敗退から中2日、佐野海舟は今回も中盤の底に立つか。エルフェアスベルク×マインツを31日朝4:30からDAZNでライブ観戦
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女子の夜だった木曜、週末は男子のリーグ戦へ

今回の主役は、女子の選手たちでした。長谷川選手は、PSG相手に中盤を支え続けて、採点7.4。林選手も、移籍後のCLで、90分をやりきっています。シティが、終盤に追いつかれたのは悔しいところですが、日本人3人がそろって先発に入る形は、この先も続きそうです。リトルなでしこは、4大会続いた準々決勝の壁に、11月1日のガーナ戦で挑みます。そして今夜からは、ル・アーヴルの3人や、マインツの佐野選手らが、DAZNで配信される週末のリーグ戦に向かいます。

参考にしたページ

スポーツナビ 海外サッカー 日本人選手一覧
FotMob マンチェスター・シティ vs PSG(女子CL)
FotMob アウストリア・ウィーン vs ユヴェントス(女子CL)
FotMob オーフス・フレマド vs コペンハーゲン
SOCCER DIGEST Web:リトルなでしこ、ケニアに3-1逆転勝ち
FIFA:4大会連続ベスト8敗退の呪縛
サッカーキング:WOWOWが女子チャンピオンズリーグを放送・配信
DMM × DAZNホーダイ 公式ページ