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※この記事で紹介しているアイテムは、筆者が実際に使用したものではありません。PSAの発送ガイドに書かれている条件と、各商品ページの情報をもとに選んでいます。
ポケカの人気カードを、PSAに鑑定へ出してみたい。そう思っても、何をそろえればいいのか、どう梱包すればいいのか、最初は分かりにくいものです。PSAの発送ガイドに書かれている条件をもとに、必要なアイテムと、そろえる順番を、まとめました。
必要なもの一覧
| もの | 用途 | ポイント |
|---|---|---|
| スリーブ | カードを直接守る | 両面透明・縦入れ・1枚だけ(二重スリーブ不可) |
| カードセイバー | スリーブごと入れる半硬質ケース | 「カードセイバー1」タイプ。トップローダーは不可 |
| ジッパー袋(または段ボール紙と輪ゴム) | カードを順番どおりにまとめる | 申込書の順番どおりに重ねる |
| 緩衝材と段ボール箱 | 発送 | 箱の中でカードが動かないようにする |
| クラックスケール(あると便利) | センタリングを測る | 出す前に、左右・上下の枠の幅を確かめる |
| 申込書(注文確認ページ) | 箱に同梱 | 印刷して入れる。IDラベルは箱の外に貼る |
出す前に確認したい「センタリング」
PSAの鑑定では、角や縁の傷、表面の状態とあわせて、「センタリング」も見られます。センタリングとは、カードの絵柄が、左右・上下の真ん中にどれだけ正しく印刷されているか、ということ。カードの枠(ふち)の幅が、左右や上下でどれくらい違うかで判断されます。
測るときに便利なのが、「クラックスケール」です。もともとはコンクリートのひび割れの幅を測る道具で、細い線の幅を、透明なフィルム越しに読み取れます。カードの左右の枠、上下の枠に当てて、それぞれの幅を確かめてみましょう。
ハイビスカス クラックスケール(白)
透明なレキサンフィルム製で、0.03〜3.0mmの幅を読み取れます。
理想は、左右(上下)の幅がそろった2.5mm:2.5mm。ずれが大きくなるほど、最高評価のPSA10は遠のきます。PSAの基準では、PSA10の表面のセンタリングは、おおむね55:45以内とされています。たとえば2.7mm:2.3mmは54:46で、基準ぎりぎり。少しでも測り違いがあれば超えてしまう、かなり厳しいラインです。2.8mm:2.2mm(56:44)より偏っているなら、PSA10はまず難しいと考えておきましょう。
センタリングが大きくずれていたカードは、無理に鑑定へ出さず、スリーブとトップローダーに入れて、大切に保管するのもいい選択です。鑑定料がかかる分、出す前に1枚ずつ測っておくと、むだな出費を減らせます。
1. スリーブ:両面透明で、ぴったりすぎないもの
カードは、まずスリーブに入れます。条件は、両面が透明で、上から入れる縦入れタイプであること。スリーブは、1枚だけにして、二重に重ねたり、カードにぴったりすぎるサイズを使ったりしないようにしましょう。PSAのガイドでは、テープやシールなど、カードの両面が見えなくなるものも、入れないようにとのこと。
今回使うのは、Domina Gamesの透明スリーブです。サイズは、69×94mm。一般的なカード(約63×88mm)より、ひと回り大きめです。80枚入りが5パックで、400枚あるので、何枚もまとめて出すときにも足ります。
Domina Games カードスリーブ Ghost アウタースリーブ(クリアハード/69×94mm)
なお、PSAが案内しているのは、やわらかいソフトスリーブです。こちらは硬めのタイプなので、気になる人は、ソフトタイプのペニースリーブを選んでもいいでしょう。
2. カードセイバー:トップローダーではなく、半硬質のもの
スリーブに入れたカードは、カードセイバーに入れます。カードセイバーは、上が少し開いた半硬質のケースで、PSAへの提出用として広く使われているのが「カードセイバー1」というタイプです。硬いトップローダーやサイドローダーは使えないので、間違えないようにしましょう。
ミントプロテクトのカードセイバーは、PSAの鑑定提出用として作られた、カードセイバー1タイプ。サイズは、横84×縦123mmで、200枚入り。入れ口がアーチ状になっていて、スリーブごと入れやすい作りになっています。
Mint Protect(ミントプロテクト)カードセーバー PSA鑑定提出用 1(200枚入り)
3. 申込書の順番どおりに重ねて、まとめる
複数のカードを出すときは、申込書(注文確認ページ)に書かれた順番どおりに重ねます。1番のカードが、いちばん上。その下に、2番という並べ方です。順番が違うと、受け付けに時間がかかったり、追加の料金がかかったりすることがあるので、ここはていねいに確かめましょう。
PSAのガイドでは、重ねたカードを段ボール紙で挟み、輪ゴム2〜3本で留める方法が紹介されています。きつく締めすぎると、カードが反ってしまうので注意。段ボール紙を用意するのが手間なら、カードセイバーに入れたカードを、順番どおりにジッパー付きの袋へ入れて送る方法でも大丈夫です。
A5サイズ(約24×18cm)のジッパー袋なら、カードセイバーがゆったり入ります。30個入りなので、何回かに分けて出すときにも使えます。
アウプル ジッパー式 ファイル袋 A5サイズ(30個セット)
袋に入れる場合も、袋の中でカードが大きく動かないよう、枚数に合わせて空気を抜き、箱の中では緩衝材で固定しておくと安心です。
4. 箱に詰めて、発送する
まとめたカードは、気泡緩衝材(プチプチ)で包んでから、段ボール箱に入れます。箱の中のすき間は、緩衝材で埋めて、カードが動かないようにしましょう。申込書を印刷したものを同じ箱に入れ、IDラベルを箱の外側に貼れば、準備は完了です。配送は、追跡と補償のついた方法を選ぶのがおすすめです。
申し込みの流れ
- PSAのアカウントを作る
- オンラインの申し込み画面で、カードの種類やサービスのレベルを選ぶ
- カード名を英語で検索して、1枚ずつ登録する
- 返送先と支払い方法を入力して、申し込みを終える
- 注文確認ページとIDラベルを印刷して、梱包・発送する
鑑定料は、選ぶサービスレベルによって、大きく違い、安いプランほど返ってくるまでの期間が長くなります。料金は改定されることがあるので、申し込みの前に、PSAの公式サイトで最新の金額を確かめておきましょう。
まとめ
そろえるものは、スリーブ、カードセイバー、まとめるための袋(または段ボール紙と輪ゴム)、そして緩衝材と箱。どれも、申し込みをする前にそろえておくと、慌てずに済みます。順番どおりに並べることと、トップローダーを使わないこと。この2つさえ守れば、初めてでも準備はむずかしくありません。
参考:PSA「Shipping Guide(発送ガイド)」/スニーカーダンク「PSAが丸わかり!鑑定の出し方・費用・メリットなど徹底解説」